家庭と歯科医院で行う フッ素によるむし歯予防

むし歯予防にはいろいろな方法がありますが、中でもフッ素の応用は、歯質を強化し歯を守る再石灰化の作用を促す予防法としてその効果が期待されています。

 

●フッ素洗口法

低濃度のフッ素溶液をお口に含みブクブクうがいをする方法です。これまでの調査では、予防効果がはっきり現れています。洗口液に含まれるフッ素の量は、紅茶やウーロン茶1~2杯に含まれている天然のフッ素量と変わらず、研究データからは安全 という結果が出ています。乳歯が揃う幼時期から永久歯が生え揃う中学期まで、継続してフッ素洗口をすれば、予防効果は成人になるまで続きます。

 

●フッ素の歯面塗布

フッ素溶液を直接歯に塗ります。使うフッ素の量が多いので歯科医院で専門家が行います。6歳児以下のむし歯多発症の患者さんには、保険診療で行うことができる治療です。乳歯が生え始めたら、その都度何度も繰り返し塗って予防の効果を高めます。フッ素洗口と一緒に行えば予防効果はいっそう高まります。

 

●フッ素入リの歯磨き剤の使冊

毎日のブラッシングに使うことで、フッ素と歯との出会いを多くできます。少量のフッ素も回を重ねれば大きな効果につながります。世界的に最も晋及したむし歯予防の一つがこのフッ素入り歯磨き剤の使用です。他の方法と一緒に使っても、使用量や頻度を守って使う限り、体に害はありません。

 

●フッ素入りジェル

ブラッシング後フッ素入りジェルを歯の表面に塗ります。むし歯になりやすい条件が揃っている人・唾液の量が少ない人の揚合は、フッ素入りジェルを追加して使い、フッ素の効果を確実に高めます。