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Conceptコンセプト

院長インタビュー

このページでは、院長の経歴や治療方針についてインタビュー形式でご紹介します。
ぜひ、受診の際のご参考になさってください。

まずは、ここで診療を開始した経緯について教えてください

院長インタビュー

当院はもともと私の父が1967年に開院した歯科医院です。私は歯学部卒業後、いち早く独り立ちしたいという想いから、大学に残るのではなく、一般の歯科医院に勤務して経験を積んでいたのですが、1991年に父に呼び寄せられ、ここで歯科診療をスタートすることになりました。2012年からは私が院長として運営を行っています。


これまでとくにどんな歯科分野で経験を積んできたのですか

幅広い領域をカバーしつつ、そのいずれにおいても高度な歯科医療を提供できる歯科医を目指してきたので、とにかくいろいろなことを勉強しました。歯科のなかでもとくに専門的な分野である矯正に関しては、当院と並行して矯正専門の歯科医院で3年間働きながら、技術や知識を身に付けましたね。他にもインプラントや咬み合わせなどについては頻繁にセミナーなどに出席して、専門性を掘り下げてきました。


2012年に院長に就任してからは、どのような診療体制を整えてきたのですか

院長になって最初に行ったのは、予防体制を強化することでした。歯科衛生士の数を増やし、院内で予防に関するセミナーを開いたりして、スタッフ全員の知識・技術の向上を図ると共に、エアフローといったメンテナンス機器などを取り揃え、充実した予防体制を確立しました。


院内感染への対策も徹底していますね

院長インタビュー

はい。院内感染を防止する滅菌システムに関しては、厳格なヨーロッパの基準をクリアした滅菌器を導入しました。滅菌などは患者さんの目には入らないところですが、見えないところまですべてにこだわりを持って高いクオリティを追求していくことが、医療機関として当然であると考えています。


院内には技工所も備えられていますね

はい。当院には昔から院内技工所があるのですが、歯科技工士と密にコミュニケーションを取っていけるため、詰め物・被せ物などの治療で高精度かつ迅速な対応ができる点は強みの一つでもあります。


杉沢歯科医院の治療方針について教えて下さい

できるだけ神経や歯を残し、健康に噛める状態を長持ちさせることに主眼を置いた治療を行っています。そのための具体的な方法として取り組んでいるのが低侵襲の歯科治療です。というのも、治療による歯や骨への侵襲が大きくなればなるほど、神経や歯へのダメージも大きくなってしまうからです。


低侵襲の治療というのはどのようなものなのですか

院長インタビュー

治療の際に必要以上の負荷を与えないということなのですが、一例を挙げると虫歯を削るときに低回転でドリルを操作し、少しずつ丁寧に虫歯を削っています。必要以上に歯を削ることなく、う蝕部分のみを確実に除去できますし、ドリルの高速回転で生じる熱が神経にダメージを与えてしまうこともありません。
さらに、削る際の痛みも生じにくくなるので麻酔を使わずに治療できたりもするのです。


“痛み”といえば、無痛治療も実践していますね

はい。麻酔をする際には電動麻酔器を使用しているほか、歯をほとんど削ることなく薬剤の塗布によって虫歯を治す3mix法も行っています。一方、歯科治療に対して恐怖を感じてしまう方には笑気鎮静法にも対応していますが、当院では恐怖心そのものを払拭するよう、徐々に雰囲気に慣れていってもらいながら治療を進めていくので、笑気鎮静法に頼らずとも治療できるようになる方が多いですね。


低侵襲治療以外に、治療でこだわっていることはありますか

口腔全体のバランスを考慮した診療を大切にしていますね。一つの歯だけを診る治療だと、口腔全体の咬み合わせのバランスが取れず、不具合が生じやすくなってしまいます。歯を健全に機能させるための土台は咬み合わせにありますから、一部分だけしか診ていないと健全性は維持できません。実際にほんのわずかに歯の高さを調整するだけで、顎の痛みや不定愁訴などが消失することもあるほどです。


咬み合わせの治療というのはどのようなものなのですか

院長インタビュー

方法はいろいろとあるのですが、まずは特殊な機器を用いてゴールとなる正しい咬み合わせの位置を割り出します。次にそこで得たデータを元にオリジナルのマウスピースを作製、出来上がったものを患者様に装着してもらうことで咬み合わせを矯正していきます。

咬み合わせが悪い患者様の中には、顎関節症をはじめ、肩こりや偏頭痛、手の痺れといった不定愁訴を訴える方が多いのですが、ほとんどの場合、治療を開始して1~3ヶ月でそれらの症状が改善されます。


悪い咬み合わせは口だけでなく、全身にも悪影響を及ぼすのですね

そうですね。逆に言うと、咬み合わせ次第で全身のパフォーマンスを向上させることも可能です。私自身、トライアスロンなどのスポーツを愛好していることもあり、当院ではアスリートのパフォーマンスを向上させる特殊なマウスピース製作も手掛けています。実際に何人かのプロアスリートの咬み合わせを調整させてもらっていますが、効果を実感していただけているようで何よりです。


診療を行う上で心がけていることはありますか

どんな治療でも口腔全体を把握しなければきちんとした治療はできませんので、初診時の診査・診断はしっかり行うようにしています。各種の検査から得られるデータだけでなく、ご自宅でのホームケアやライフスタイルなどについても問診でお伺いし、その上で治療計画を立てるようにしていますね。


治療計画はどのように決定しているのですか

院長インタビュー

まずは私が歯科医の立場からベストと考えられる治療案を提示し、それを元に患者様の希望に応じた調整をしてくというスタイルです。その際には患者様の口腔の現状や予測される将来の変化、可能な治療の選択肢、それぞれのメリット/デメリットをきちんとご説明しています。
当たり前のことですが、治療法を押し付けるようなやり方はいたしませんので、安心して何でも質問していただければと思います。


先生の理想とする歯科医院とはどのような場所でしょうか

歯科医院というのは、なるべくなら行きたくないところだと思います。私自身、どちらかというと病院は苦手。だからこそというか、自分が行きたいと思えるような歯科医院にしていこうという想いがあります。例えば、フレンドリーさとホスピタリティを兼ね備えたスタッフがいたり、肩肘張らずに寛げる雰囲気があったり・・・。患者様からは「ここに来ると元気になる」と言っていただいたりもするので、そういう意味では理想の歯科医院に近づけているのかなとも思います。


なるほど。雰囲気が良ければ、患者様としても気分良く治療が受けられますものね

それから、当然ですが質の良い治療をしていくことも重要です。当院ではスタッフ全員で毎月勉強会を行い、知識や技術、サービスの向上を図っていますが、常により良い歯科医療を提供していけるよう努力を怠らないようにしていきたいと思います。とにかく、患者様にいつまでも健康で美味しく食事をしてもらえるよう、これからも全力でサポートしていきたいですね。

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