2021.10.08よい結果はきちんとした 検査から始まります
歯周痛は知らないうちに進行する「沈黙の病」です。適切な治療のためには、来院したあなたの歯肉やあごの骨が、今どんな状態にあるかを見極めなければなりません。「歯周基本検査」「歯周精密検査」は、これからの治療方針を決める重要な検査です。
■まだ軽いあなたは「歯周基本検査」でOK
■まだ軽いあなたは「歯周基本検査」でOK
基本検査は
・歯周ポケットの深さを1箇所以上測ります
・歯が動いていないかを調べます(歯の動揺度)
・歯周ポケットの深さを1箇所以上測ります
・歯が動いていないかを調べます(歯の動揺度)
■もう少し詳しく調べるときは「歯周精密検査」です
精密検査は
・歯周ポケットの深さを4箇所以上測ります
・歯の動揺度を調べます
・プラークを染め出して付き具合を調べます
精密検査は
・歯周ポケットの深さを4箇所以上測ります
・歯の動揺度を調べます
・プラークを染め出して付き具合を調べます
■さらに詳しく調べるときもあります
たとえば
・歯肉から出血していないか?(血が出るのはポケットの中に炎症があります)
・歯と歯の間の隙間が大きくないか?(食べ物が挟まりやすい)
・付着歯肉の幅
・歯槽骨がどの程度失われているか?
・口腔内写真
・X線写真
たとえば
・歯肉から出血していないか?(血が出るのはポケットの中に炎症があります)
・歯と歯の間の隙間が大きくないか?(食べ物が挟まりやすい)
・付着歯肉の幅
・歯槽骨がどの程度失われているか?
・口腔内写真
・X線写真
歯周ポケットの測定検査
歯周病になると歯と歯肉の間の溝(歯周ポケット)が深くなり、その中に歯石が溜まります。
歯周病になると歯と歯肉の間の溝(歯周ポケット)が深くなり、その中に歯石が溜まります。
お口の中の環境改善スケーリング&ルートプレーニング
歯周病の原因プラークは、細菌が自分で作り出した物質をテントのようにはって周りを囲み、その中で増殖しています。
こういう細菌の生活様式をバイオフィルムといいます。
バイオフイルムは、薬を使って治療しようとしてもこの膜状のものが壊れにくく、薬などを通さないため効果がありません。
その上、膜の粘蕃力が強く、プラークの場合は歯面にしっかりくっついて取れにくいことも特徴です。
つまりバイオフィルムは物理的な方法で「こそげ落とす」しか取り除く方法がありません。
そんな訳で、ブラークをコントロールしてお口の中の環境を整えるためには、ご家庭での正しいブラッシングとともに、
専門家による歯科医院(セルフケアとプロフェッショナルケア)での清掃がとても効果的です。
こういう細菌の生活様式をバイオフィルムといいます。
バイオフイルムは、薬を使って治療しようとしてもこの膜状のものが壊れにくく、薬などを通さないため効果がありません。
その上、膜の粘蕃力が強く、プラークの場合は歯面にしっかりくっついて取れにくいことも特徴です。
つまりバイオフィルムは物理的な方法で「こそげ落とす」しか取り除く方法がありません。
そんな訳で、ブラークをコントロールしてお口の中の環境を整えるためには、ご家庭での正しいブラッシングとともに、
専門家による歯科医院(セルフケアとプロフェッショナルケア)での清掃がとても効果的です。
●スケーリング
専門家の手によるプラークコントロールの第1ステップは、スケーリングです。特殊な器具を使い、目に見える範囲のプラークや歯石(プラークが石灰化したもの)を除去します。術後しばらくは歯と歯の間に隙間ができたり、歯が長<なったように感じますが、これはいままでついていた歯石が取れたせいで、良くなった証です。
専門家の手によるプラークコントロールの第1ステップは、スケーリングです。特殊な器具を使い、目に見える範囲のプラークや歯石(プラークが石灰化したもの)を除去します。術後しばらくは歯と歯の間に隙間ができたり、歯が長<なったように感じますが、これはいままでついていた歯石が取れたせいで、良くなった証です。