平成12年から始まった「健康日本21」、生活習慣病を予防する国民健康づくり運動が展開されています。
かつて成人病と言われたがん、糖尿病、心臓病、高血圧などの全身疾患は、長い間の生活習慣の積み重ねといろいろな要素が絡んでおこることがわかり、現在は予防重視の立場で「生活習慣病」とよんでいます。同じようにむし歯や歯周病、歯の喪失などにも、食生活やお口の手入れなどの習慣が深く関係しています。
永久歯にむし歯経験のある人が約86％、歯周病にかかっている人が80％以上の私たち日本人は、歯の健康管理のために良い習慣を身につける努力が必要です。
歯や口の健康と生活習慣との関わりを知り、プロによる適切な予防指導を受けながら、歯と口の健康を守りましょう。

（参考：H11年歯科疾患実態調査）