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Medical診療案内

矯正歯科

矯正歯科について

矯正歯科について

矯正治療は、不正咬合を治して歯並びを良くする治療です。
最近、欧米人に比べて日本人の歯並びが悪いことが指摘されつつあります。
これは、八重歯をかわいいとする日本古来の美意識によって、矯正治療の普及が遅れたためでありますが、健康上好ましいものではありません。
歯並びが悪いと、正確な発音がしずらく、食べ物をよく噛めないばかりか、歯磨きもしにくいために、虫歯や歯周病などにかかりやすくなります。
また、顎の骨の成長にも影響が出て、顔の形も悪くなってしまいます。
矯正治療は、歯科治療のなかでも特殊な分野であるため、専門医による診断と高度な技術が必要となります。検診等で指摘された方や歯並びが気になる方は、このホームページを参考にされて、当院の専門医による診断を受けてください。

歯並びが悪いとどうなるの?

1.むし歯や歯ぐきの病気になりやすくなります
歯が重なっていると歯みがきがしにくく、かみ合っていない歯は汚れがたまりやすくなります。
2.食べ物がよくかめなくなります
胃や腸に負担をかけ、全身に影響します。特に成長期のお子さまには影響が大きくなります。
3.顔の形がゆがみます
左右が非対称になったり、特に上アゴまたは下アゴが出っぱることがあります。
4.発音がしにくくなります
人と話す時に消極的になったりします。特に外国語の発音がうまくいかないことがあります。
5.心理面に影響します
口元を気にして消極的になったり、内向的になる傾向があります。
6.その他にも
前歯をぶつけやすい、アゴの関節や顔の筋肉を痛めやすい(顎関節症)、さし歯やその他の治療がしにくくなります。

矯正歯科とは

矯正治療は、不自然な位置にある歯や顎の骨を整えて美しい歯並びや正しい噛み合わせ、さらにはバランスのとれた口元を作り出すことです。
きれいな歯並びは虫歯や歯周病の予防につながり将来にわたってお口の健康維持に貢献します。さらに、よい噛み合わせは消化を助け、からだ全体の健康にもよい結果をもたらします。きれいに並んだ白い歯で、健康と自信に満ちた明るい笑顔を得ること、それが矯正治療の大きな役割です。
歯並びや噛み合わせでお悩みの方は一度ご相談ください。


キレイな歯並びとは?

キレイな歯並びとは
  • 上顎の前歯が下顎の前歯3分の1から4分の1を覆ってる。(図1参照)
  • 上下の前歯の真ん中の線が一致している。(図1参照)
  • 鼻と顎の先端を結ぶ線に唇が軽く接する。(図2参照)

不正咬合のいろいろ

歯の原因菌は、口の中に最初からいる何種類もの常在菌と 生育過程で親などから感染するミュータンス菌のふたつが考えられます。これらの菌は口の中の食べかすや甘いものなどに含まれる糖分が 口に入ると虫歯菌はどんどん分裂し歯垢(プラーク)をつくり,酸を産出し、歯のエナメル質を溶かしていきます。

叢生(そうせい)

叢生(そうせい)

でこぼこに生えた乱ぐい歯、犬歯が飛び出した八重歯のことを言います。顎に対して歯が大きい、または顎が小さすぎて歯がおさまらないことが原因です。

上顎前突(じょうがくぜんとつ)

上顎前突(じょうがくぜんとつ)

上の歯が出っ張っているいわゆる出っ歯です。

反対咬合(はんたいこうごう)

反対咬合(はんたいこうごう)

一般的には受け口と言われ、上下の咬み合わせが逆になっている状態。

開咬(かいこう)

開咬(かいこう)

奥歯で咬んでも前歯は咬んでおらず、上手く咬めない、また口が閉じにくい状態。

空隙歯列(くうげきしれつ)

空隙歯列(くうげきしれつ)

歯の間の隙間が大きいすきっ歯。


矯正歯科Q&A

何歳ごろに相談したらよろしいのですか?
症状によって、治療開始時期が違ってきます。気づいた時点で、なるべく早く専門医に相談されることをお薦めします。
大人でも治療できますか?
大人の方でも、矯正治療を受けている方はたくさんいらっしゃいます。
治療期間と費用はどのくらいですか?
症状によって、また治療内容によって期間や費用は異なります。本格的な治療においては、ふつう月に1ないし2度程度の通院で1~3年ぐらいかかり、治療後1年程度は保定のための通院が必要です。また、支払い方法はご相談下さい。
矯正治療にはどのくらいの通院が必要ですか?
治療開始までに、検査、診断、歯みがき指導などで3~4回。口の中に装置が入った場合、だいたい月に1~2回程度です。予約日を守ることは、早く治ることにつながります。決められた通院日には、忘れずに来院しましょう。
歯ならびを治すために、歯を抜くことがありますか?
きれいな歯ならびにするために、特にでこぼこがひどい場合は、歯を抜くこともあります。抜いた所の隙間が残ることはありません。
口の中に装置を入れると、痛くありませんか?
初めて装置をつけたときは、3~4日、歯が浮いたような痛みがありますが、1週間程度で慣れます。
歯みがきは、今まで通りできますか?
矯正装置を入れているので、汚れがつきやすくなります。教わった方法でていねいに歯みがきをしてください。歯みがきによって装置がこわれることはありません。
矯正治療中、むし歯ができたらどうなりますか?
むし歯ができてしまうと、治療途中でも装置をはずしてむし歯の治療をしなければいけません。そうすると治療期間が長びいてしまいます。
ですからむし歯にならないように、教わった方法で正しくていねいにみがきましょう。

当院の矯正歯科治療

見えない透明な矯正装置・アソアライナー
当院では「見えない透明な矯正装置・アソアライナー」を使用し、見た目を気にせず矯正治療をする事ができます

アソアライナー®とは、透明で薄く審美的に優れたマウスピース型の可撤式矯正装置です。
装置の作用原理は、材料の弾性を利用し必要な矯正力を必要な部位に加えることで歯を移動させる仕組みです。

矯正歯科の治療の流れ

  • 初診
  • 初回、お話を聞かせてもらいます。 必要であれば検査をいたします。検査によって詳しく診させていただいた結果を次回、治療内容をお話しまして、その後に治療に入ります。実際には、治療に入る前に3回ご来院になられると思います。

  • 矯正治療
  • 治療の期間というのは治療のケースによって違いますので、治療内容をお話する時点でお話させていただきます。矯正器具は、子供の時期は、取り外せます器具を使用いたします。大人の方ですと基本的にマルチ・ブラケットを使用いたします。また、歯の裏側から行う器具もございます。


矯正歯科の症例

好ましくない歯並び

1.叢生(そうせい)

歯が重なり合っている状態を叢生(八重歯・乱ぐい歯)と言います。
叢生の場合、歯ブラシがゆきとどかず、汚れが残りやすくなります。

治療前

叢生(そうせい)

歯が重なり合って、口の中がでこぼこしています。見た目も良くありません。

叢生(そうせい)

上下の歯がしっかり咬み合わされていません。これではよく噛めません。

治療後

叢生(そうせい)
叢生(そうせい)

咬み合わせもよくなり、すてきな笑顔になりました。


2.反対咬合(はんたいこうごう)

下の歯が上の歯より前に出ている咬み合わせを反対咬合(うけ口)と言います。うけ口の人は、食べ物がよく噛めないだけでなく聞きとりにくい話し方になります。 また、顔つきもしゃくれた感じになります。

治療前

反対咬合(はんたいこうごう)

下の歯が上の歯より前に出ているので、良く噛めません。発音も聞きとりにくくなってしまいます。

反対咬合(はんたいこうごう)

顔の中で下あごばかりが目立ってしまいます。

治療後

反対咬合(はんたいこうごう)
反対咬合(はんたいこうごう)

咬み合わせもよくなり、すてきな笑顔になりました。


3.上顎前突(じょうがくぜんとつ)

上の歯が前に出ている咬み合わせを上顎前突(出っ歯)と言います。
歯が出ていると、折れたりくちびるを切ったりしやすく見た目もよくありません。

治療前

上顎前突(じょうがくぜんとつ)

下の歯が前につき出ているので、良く噛めないばかりか、見た目も良くありません。

上顎前突(じょうがくぜんとつ)

顔の中でもとがった口もとばかりが目立ってしまいます。

治療後

上顎前突(じょうがくぜんとつ)
上顎前突(じょうがくぜんとつ)

咬み合わせもよくなり、すてきな笑顔になりました。


4.開咬(かいこう)

奥歯は咬んでいても、前歯が咬み合わずに開いているものを開咬といいます。
いつまでも指をしゃぶっていたり、舌を出す癖があったり、鼻のとおりがよくないことから、口で呼吸をしてしまうことなどから起こります。開咬は、前歯で食べ物を噛めないばかりでなく、正しい発音もできません。

治療前

開咬(かいこう)

前歯ではほとんど噛むことが出来ません。発音も聞きとりにくく、見た目も良くありません。

開咬(かいこう)

前歯に隙間がたくさんあります。

治療後

開咬(かいこう)
開咬(かいこう)

咬み合わせもよくなり、すてきな笑顔になりました。


反対咬合

反対咬合とは

前歯は、普通は上が外側、下が内側になって噛み合わせるようになっています。
これが反対になっている状態を、反対咬合(はんたいこうごう)といいます。
反対咬合には、下顎の過度な成長や上顎の成長不十分による骨格性のものと、上の歯が後方に傾斜したり下の前歯が前方に突出している歯性のものがあります。


反対咬合の原因

反対咬合の原因は、遺伝的要因(顎の形や大きさ)と機能(噛み合わせや筋肉のバランスなど)が複雑に影響しあっています。そのため、一つの原因に特定することは難しいといえます。
幼児期の指しゃぶりや口呼吸などの習癖、成長期の顎や歯の成長発育における不調和が、顔の形(形態)や機能といった他の要素と組み合わされて、反対咬合の状態を作っていると思われます。
たとえば、奥歯(臼歯部)に歯と顎の大きさの不調和があると、奥歯の高さが高くなり、奥歯を支点にして下顎が前方へ押し出されます。そのため反対咬合になると言われています。
しかし、奥歯に叢生があるからといって、必ずしも反対咬合になるわけではありません。上顎の前方への発育が悪いなど、何らかの遺伝的要因が影響していると考えるべきでしょう。


反対咬合の治療方法

上顎が小さく、上顎の前歯が内側に入っている場合には、奥歯(小臼歯)を抜く必要が無く、前歯を広げる(拡大する)だけで治りますが、 下顎が出ている場合には、下顎の奥歯(小臼歯)を抜くことによって下顎の前歯を内側に引っ込める「矯正」で大部分の症例が治ります。
例外的に、下顎のサイズが「矯正」の範囲を超えて大きい場合には、 外科手術によって下顎のサイズを小さくします。


反対咬合の原因

人間には、歪みを治そうとする力が絶えず働きますが、「日常生活での悪いクセ」が顔を歪ませます。顔を歪ませる日常生活での悪いクセの代表的なものには、次のようなものが挙げられます。

  • 頬杖をつく
  • かた噛みをする(右か左のどちらかばかりで物を食べる)
  • 寝相(右、左どちらかに偏って寝る。うつ伏せを寝をする。など)
  • ストレスによる歯ぎしり
  • 噛みしめ
  • 左右偏った習慣(かばんを同じ手で持つ。同じ足を組む。など)
  • 同じ向きに体をねじるスポーツ(ゴルフ、テニス、野球など)

噛み合わせ治療


かみ合わせは、全身に影響を及ぼします

噛み合わせが悪いと、様々な症状が全身に現れます。100%と断言はできませんが、手足のしびれ、腰痛、顔面のマヒ症状、全身の痛みなどは、噛み合わせの影響であることが多く報告されております。
正しい位置で歯が噛み合う事で、これらの症状は改善される可能性があるのですが、従来の噛み合わせ治療ではチェック用のシートを噛んで、噛み合わせの悪い個所を限定していました。これでは、おおよその原因は突き止められますが、より精密かつ正確な原因の特定はできませんでした。

当院では、最新の咬合器を導入しより緻密で正確に噛み合わせの悪い個所を限定でき、ピンポイントで噛み合わせの治療を進めることができます。この咬合器を使用することで、全身の悪い症状を少しでも多くの方に改善していただきたいと思っております。

噛み合わせ治療
  1. 顔面のマヒ
  2. 顎がうまく開閉できなくなる
  3. 慢性的な肩こり
  4. 慢性的な腰痛
  5. 足の痺れ
  6. 慢性的なヒザの痛み
その他にも
  • 火傷のような痛みが続く
  • 夜、ぐっすり眠れない

などの症状があげられます。

PROTAR evo 7 咬合器を使用しております

PROTAR evo 7 咬合器

当院では、より正確な計測により噛み合わせ治療用のマウスピースを制作する「PROTAR evo」という咬合器を使用しております。
咬合器とは患者様の口腔内をかたどった模型を装着し、口腔外で歯や顎の動きを再現するための機械です。
歯の被せやブリッジ、義歯などをこの咬合器上で設計、製作するだけでなく 噛み合わせの診断や治療計画の立案などにも使える優れた機材です。
3D超音波ナビシステムのデジタル顎運動測定装置と、0.5mm単位で測定できる矢状顆路設定ラッチを使い、従来の噛み合わせチェックでは不可能なレベルでの測定が可能になりました。
これにより、噛み合わせの治療精度が格段に上がり、より多くの症状に対応できるようになりました。

今までに、噛み合わせ治療をしても効果が表れなかった方、噛み合わせの状態が悪く治療を断念されていた方などがいらっしゃいましたら、ぜひ一度、当院の噛み合わせ治療をお試しください。
現在の歯の状態を細かくチェックし、適切な治療計画をご説明いたします。

噛み合わせ治療用のマウスピースは、段階的に使用頻度を高めることができます。はじめは就寝時のみの装着となりますが、効果が表れてきましたら、現在の歯に合った状態のマウスピースを日中でもご使用いただけるよう追加で制作することができます。


噛み合わせは、全身に影響を及ぼします。

STEP1
STEP2
STEP3
STEP4
STEP5
STEP6
STEP7
STEP8

このように、患者様お一人おひとりに合った噛み合わせ治療用のマウスピースを作ることで、正しい歯の位置を強制的に覚えさせ、身体の正常化を図っていきます。治療期間は短くありませんが、この治療を続けることで多くの方が体調の改善を実感し、元気な身体を取り戻しております。

今まで噛み合わせの治療をしても効果が現れなかった方、現在も身体の不調を感じておられる方は、ぜひ一度当院の噛み合わせ治療をお試しください。


Clinic Info
クリニック案内

診療受付時間日・祝
9:00~12:00

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14:00~18:00

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▲・・・土曜日の診療は、17:00までとなります。

〒167-0022 東京都杉並区下井草5-19-9 泉ビル1F